産業廃棄物を扱う皆さん。そもそも「産業廃棄物」とは何を指すのかわからなければ仕事になりません。そこでまず初めに「産業廃棄物」とはどういったものをいうのかを学びましょう。

廃棄物とは

「廃棄物」とはそもそもいらなくなったゴミもことで、もう自分で利用したり他人で有償で売却できなくなった不要品のことです。ただし、放射性物質や放射能によって汚染されているものは除かれます。

また、廃棄物は「一般廃棄物」と「産業廃棄物」に分かれ、処理の責任や処理の方法が分かれます。

産業廃棄物とは

産業廃棄物とは、事業活動によって排出される廃棄物のうち、20種類の廃棄物を「産業廃棄物」といいます。また、20種類の廃棄物の中でも「紙くず」のように工事現場から出るものは「産業廃棄物」になりますが、一般の事務所などから排出される「紙くず」は「一般廃棄物」になるように業種の指定があるものもあります。

特別管理産業廃棄物とは

産業廃棄物のうち「爆発性」「毒性」「感染性」その他人の健康または生活に大きな被害をもたらす危険性のあるものは「特別管理産業廃棄物」として特に管理を厳しく定めています。