明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。さて、本日は元旦なので少し変わった話題です。

産廃の収運で独立 

産業廃棄物の収集運搬の許可を取得する業者は大抵自社の工事現場や自社の工場からでる産業廃棄物を処分場に持って行ったり、処分場の許可を持っている業者が運搬のために取得するケースが多いようです。しかし中にはトラック1台で独立して、産業廃棄物の収運だけで事業を開始するひともいます。

 もちろんこういった人もお客さんになってくれる人の見当がついていればいいのですが、「そんなお客様は全くいない」とか、「いるにはいるが、一業者だけでそこの業者だけではとても食べていけない」といった状態で仕事を始める方もいらっしゃいます。

信用があることが大事

 この仕事で一番大事なことは、お客様の信用を得ることが必要になります。なぜなら、他の請負と違い万が一その業者が不法投棄をしたりした場合いっしょに連帯責任を取らされる可能性があるので、どこの業者かわからないところになかなか依頼することはできません。ですから、お客様の信用を得ることが一番最初に必要になってきます。

信用を得るには

 信用を得るのはそう簡単なことではありません。最初は実績もありませんしどんなに「私を信用してください」といってもそう簡単に特に相手の会社が大きければ大きいほど簡単には信用を得ることができません。

 一番手っ取り早く信用してもらえるには紹介です。同業者の紹介だったり〇〇さんの紹介だったりすれば最初の話は聞いてもらえるでしょう。また、誠実に対応すれば不法投棄するような業者でないことも信用してもらえると思います。ただし、現状お付き合いがある業者がいて特に問題がないのなら、なかなか乗り換えてもらうのは容易ではありません。

 そこの業者が「価格が合えば」といってくれたらチャンスです。限界がありますができる限り対応してみることも必要です。なぜなら、あなたはそこの仕事を請負うことで実績ができて次の仕事につながるチャンスができるのです。

飛込み訪問

 産業廃棄物の許可を取る場合当然品目の指定を取って許可を受けます。例えば廃油の許可を取ればそれ用の機械や車が必要になりますし、排出業者もガソリンスタンドや工場など決まってきます。そういった業者をインターネットで検索したり、目についた所に直接訪問するのもひとつの方法です。取引できないまでも、業界のことを教えてもらったり、他のお客さんを教えてもらえる可能性があるからです。ちなみに、訪問するときのために必ず名刺は用意しておきましょう。せっかくの訪問が無駄になってしまう可能性が高くなります。

ホームページを作成

 もしも、あなたが多少のパソコンのスキルがあれば自分のホームページを作成するのも一つのアイデアです。最近はJINDOやWixなどHTMLやCSSの知識がほとんどなくても綺麗なホームページを無料で作成できるサービスなどもあるので確認してみてください。ホームページからの集客する他にも効果として名刺を持って訪問したときに、名刺にホームページのURLが書いてあれば後でお客さんが見てくれる可能性もあります。それによりあなたの信用性が高まる可能性は大です。

DMを送る

 もしも、あなたのお客様にしたい業種の名簿が何らかの形で入手できたらDM(ダイレクトメール)を送ることも考えてみましょう。DMの中身や内容は人それぞれですが・・・

 いずれにしてもお客様にあなたが産廃の収運をしていることをお知らせする。それから誠実に仕事をします。この2点をまずお客様に知っていただくことが大事です。